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カナダからのメール

放射能を避けるためカナダに避難していた家族が帰ってきました。今はみんなで仲良く暮らしています。

01/12

Sun

2025

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09/22

Thu

2011

ママからのメール
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今日、ピコタンが私のお茶のカップを見てて、
なにやら手のひらをさマグカップの上に平らに置き、
湯気をふさいでたのよ。そんで、手に蒸気がつくでしょ?
それで、あ~これで、雲ができて、蒸気が重くなり
雨が降るんだねって言ったよ。

誰かが教えたの?っていったら、ううん、自分で考えたよ
って言ってたよ。
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いっぱい本を読んだおかげで基礎知識がついているんですね
で、基礎知識を応用して考えるレベルに到達したらしい!

すこし前にも

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幼稚園に朝連れて行ったとき、ピコタンは
スカートをはいていて私はジーンズをはいてたの。で、ピコタンが寒い寒いと言ってたんだ
ママは寒くないの?って聞いてきたから、私はジーンズをはいているから寒くない
けど、ピコタンは足を出しているから寒いね。人間は足から寒くなるから足を
暖めるといいんだよって言ったの、そしたら、ピコタンがさ、しばらく黙ってて
”あ、わかった。寒い空気は重くて下に下がるから、足が冷えるんだ!”って
言ったんだよ。さすがピコタンだよね。ちゃんと頭使って考えているよ。
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これは親として本当にうれしいことです。
こうして持っている知識を応用して考えられるレベルに達してしまうと、後は1を聴いて10を知る状態になるから、どんどん加速度的に知識が増えていくんです
最高ですね!!!

これからも、いっぱいいっぱい教えてあげなきゃ!


とはいえ、ママは子供がなにか興味を持った瞬間に、それについての本を渡しているだけなんです
ピコタンはそれを自分で読んで知識を増やしているんですね

無理やり教えたりすると、学ぶことが嫌いになっちゃいますから、絶対にしない
ひたすらタイミングを待って待って、「なにこれ?」と言った瞬間にさっと本を渡すんです
それがコツ・・・

あせらずにタイミングを待つのが大事なんです!!!

そして、いっぱいいっぱいほめてあげましょう!
もし間違ったことを行ったとしても絶対に怒ってはダメ
正解の知識を持つよりも、自分で考える癖をつけるのが大切です

だから、自分で考えたことをほめてあげましょう
そして、正解をそっと教えてあげるんです
子供が傷つかないように

学校のテストならば知っていることで高得点を取れますが、真に頭を良くしたいならば、自分で考えないとダメ
間違えてもいい
自分の頭で考える癖をつけ、その楽しさを知ってもらいましょう!
その上で間違った答えにたどり着いてもそれは仕方がないこと。予備知識がちょこっと不足していただけなんです
それは子供のせいではない

だから、自分で考えたこと、そのものをほめてあげましょう!
何度も言いますが、知識の丸暗記なんかよりもずっとずっと大切なんです
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09/22

Thu

2011

ポコタンが大はまり!

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トイザラスで、メカノというフランスのおもちゃを安かったので
買ったんだけど、自分で、パーツを組み立てるというおもちゃで
ポコタンがが分解するのがすきだっていったでしょ?だからきっと楽しいかと
思って買ったらおおはまり。600円だよ。ずっと作っては独り言いいながら、
作っているよ。すごい。日本では取り扱いがないみたい。
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メカノというのは私も子供のころちょっとはやったが、気づいたらなくなっていた。
すっごく欲しかったんだよなぁ~

メカノ2

ネットで調べると、ソニーの故井深会長も子供のころハマっていたという由緒あるおもちゃなのである

で、
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組み立てると、すぐに分解して、let's do it againっていうんだよ。

ポコタンはやっと寝たよ。まだ遊びたがってたけどね。
さすがに11時だとは気がつかなかったよ。どうしてもおもちゃで遊びたかったからがんばっちゃったんだね。
使い終わったおもちゃのスクリュードライバーは、完成したおもちゃのあなに
差していてたよ。自分で考えたんだね(笑)
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メカノ

子供向けのプラスチック製はデザインがかわいいなぁ・・・
遊びつかれて寝ているポコタンもかわいいなぁ・・・

パパが子供のころは、こういったおもちゃは高くて買ってもらえなかったんだよね
その分、自分で工夫することを覚えたんですが、今のピコタンポコタンの年齢では自分で工夫して作るのは厳しい(特に3歳のポコタン)ので、ちょうど良いと思います。
これで遊んでいれば、パパが子供のころよりもずっと小さいころから工夫して物を作る楽しさを知ってもらえるでしょう

しかし、何でこんないいおもちゃを日本で売らないんだ!





09/17

Sat

2011

分数を教えた次の日のメールです

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ピコタンが算数のマスターになるとすんごい張り切っていて、
他には何があるの?って聞いてきたから、あとは小数点だねって
さらりと話したんだけど、教えて教えてと目をキラキラさせるので、
さわりだけ教えたんだ。あっさりと理解したよ。
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やっぱりこのころの子供って非常に単純だから、おだててほめるとドンドンやりたがるんですね。
確かに分数に比べると小数のほうがずっと簡単ですから、相当楽しかったんじゃないかな?
元々3桁の足し算までは理解していたので、すぐに少数の足し算も出来たみたい。


子供の能力は無限です
おだてるだけでドンドン伸びちゃうんですからこの時期は楽なんです。
(小学生になってしまうと友達と遊びたくなるので、おだてるだけじゃ勉強はしてくれないそうです)
だから今のうちに、さわりだけでもいろいろ教えて、学校で分数などが始まったときに「知ってる!」って思わせることは重要です。

しかもこの時期だからこそ、嫌がる子供に押し付けなくても、自分からやりたがるんですね。

「教える」ことよりも、「教えて!」と言わせることが一番大切なんです!!



ちなみに、数学ってのはちゃんと理解できると非常に面白いものです。
パズルや詰め将棋と同じ楽しさ。

そして方程式以上のレベルになると、非常に複雑な式から、超単純な答えが出てきます。
それは、考えに考え抜いた問題だからなんです。
我々素人にはこんなにきれいにまとまる問題を作るのはかなり困難なのです。

ヒント一発できれいに解ける問題を作ること。
補助線一本で簡単に解ける。
自分で問題を作ってみると、その難しさがよくわかります。
問題を解くよりもはるかに難しい。

一発できれいに解ける問題を作る
それは、まちがいなく芸術の域に達しています。
出題が悪いとシンプルな解答にはたどり着けません。

だから私は数学が好きです。
好きなのと成績がいいのとはまた別の話です(笑)

超複雑な計算式が「スパっ」とシンプルに解けたときの快感はなかなかのモンです。
そして「どうやったらこんなにきれいな解答が得られる問題を作れるんだろう?」
そう思います。
その解答は非常に美しい!
これは間違いなく芸術なんです。


『数式の持つ美しさ』
今はまだ無理ですが、いずれはこれを子供たちに教えてあげようと思います

09/13

Tue

2011

あの衝撃的な事件から、もう10年が経ってしまいました。
早いものです。

当時、ママはサンフランシスコ州立大学(SFU)に入学が決まり、アメリカに入国する前にたしかカナダ?に立ち寄っていたときの事件だったそうです。
この事件でアメリカ人以外はアメリカに入国できなくなり、しばらく現地で待機していたんだが、どうしても入国できずに入学が取り消されてしまったそうな・・・

帰国して一年後にパパと知り合って、そのまま結婚してピコポンの二人を授かったのですから、人間の運命なんて本当にわからないものです。

あのテロのおかげで大勢の人が亡くなりましたが、テロがなかったらこの世に存在しなかった命が目の前(と言っても今はカナダですが)にいます。
ママはテロがなければ、今頃アメリカかカナダで働いていたかもしれません。

我が家のほかにも、世界中にあのテロで無理やり変えられた人生でめぐり合った夫婦、授かった子供ももたくさんいるはずです。



子供たちが大きくなったら、9.11のテロのことは学校で教わるはずです。
もしテロがなければ今のピコポン一家は存在しなかったと知ったらさぞびっくりすることでしょう。

ホント、人生って、出会いって紙一重の連続。
それでも、「俺の人生ってこの子達に出会うためにあったんだ」と自信を持って思えてしまうのだから不思議なものです。






09/13

Tue

2011

ママからのメール
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久しぶりに今日はポコタンの先生と話したけど
やっぱりポコタンにはレベルが高すぎたそうです。
座ることができないので、大変なときがあると
言われました。
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ピコタンの英会話教室でもそうでしたが、これだけ小さな子の場合、周りの子よりも学力があるからといっても、所詮は赤ちゃんに毛の生えた程度の幼児ですから、上の子と一緒に勉強するのは無理があるんですね。

でも、あと1ヶ月で帰国するので、そのままお願いしたようです

難しいですね~

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