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カナダからのメール

放射能を避けるためカナダに避難していた家族が帰ってきました。今はみんなで仲良く暮らしています。

05/14

Tue

2024

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02/18

Tue

2014

何年前でしょうか?
食品メーカー出身で食品添加物を知り尽くした著者が、食品添加物の危険性について書いた本を読みました。
安部司著『食品の裏側』という本です。
添加物なんて危険だと思ってはいましたが、本を読んであまりの事実にショックでした。。。

曰く
安価なコーヒークリームには乳製品は一切使用していない。
果汁0%のジュースは白い粉を混ぜ合わせれば簡単に作れる。
明太子などの『合成着色料無添加』はそれ以外の添加物はふんだんに使用されている。
などなど

そして、ただ危険だとあおっている本ではなく、添加物入りの食品は便利なのでまったく拒絶することは不可能だし、上手く利用しましょう。
実際に講演会の間にコンビニ弁当のお世話にならざるを得ませんと著者が書いているところに非常に好感が持てました。

大人になってからはインスタントラーメンなどは極力食べなかったパパですが、この本を読んで以来、好物だったマッ黄色のたくあんは数回しか食べていません。
無理にやめたんじゃなく、ナチュラルに食べる気持ちがなくなっちゃったんですね。

ある意味、私の人生に大きな大きな影響を与えてくれた本なのです。


その安部司さんの講演会が埼玉県は越谷であったので、先週、雪かきをしてからちょっと遅刻して聞きにいきました。


近くで赤ちゃんがおお泣きしていたことや、安部さんが早口すぎてパパには半分くらいしか聞き取れませんでしたが、それでも面白かった。
本よりも新しい内容が増えていたのと、講演会ならではで公にはいえない食品の固有名を出しての説明でしたからあきずに最後まで楽しみました。

そして期待の実演!
これがまた説得力満点!!!

実際に水と油を混ぜて乳化剤(と言っても乳とは関係ありません。水を油を混ぜて白濁させるだけの薬品)です。それに、バクテリアの糞でとろみをつけて合成のミルクのにおいをつければ完成!

ハイ〇ーなどの化学調味料にわかめ風の味とかつお風の味(すべて白い粉です→ワカメやカツオとは無関係)など、いろいろ足してあげればよく食べているスープになります。
会場で、我々の目の前で白い粉を混ぜ合わせて作ったスープなどを小分けにして会場に回してくれますので、臭いなどは実際にかぐことができます。
そのまんまの匂いでしたよ。
当たり前とは言えびっくり!

海外では禁止されていると言うパーム油に白い粉を足してかき混ぜたものなどは、まさしくマーガリンそのままのにおいでした。
ヨーロッパではマーガリンそのものも禁止され始めているそうです。

そしてジュース。
500ccのジュースの裏を見ると、糖分(と言っても炭水化物と書いてある)60g
コップにとると、紙コップ8分目くらい。
超大量の砂糖の量です。
ところが、砂糖は高いからつかわず、人口甘味料を使用しているそうです。
それも健康に悪い・・・
そのままでは甘すぎるから酸味をつければすべてのジュースのベースができるそうです。
それに色をつけて、レモン風味、オレンジ風味をつければ、果汁0%ジュースの出来上がり!
オレンジなんて虫の屍骸を原料としているんだそうです。
『天然由来』って笑っていました・・・

これに果汁を加えると、高級品の果汁30%オレンジジュースになる!!!
なんてこった!
でも、言われてみればそのとおりっす

黄色は主にタールからとっているそうです。
(たくあんの黄色もタールから→せっかくタバコをやめたのにって思いますよ)

他にも、著書のほうには腐りかけて変色した食材を漂白して売ったり、ごみのような肉を加工してハムにしたり(ゼリー状の薬品を注入してプルプルに固めるんだそうな。そういや、ハムって透明な部分があって昔からなんだろう?って不思議だったんだ)

そもそも、いつまでたっても色の変わらないカット野菜や、何日も腐らない食材なんてまともじゃない。
って、あまりにも当たり前すぎて麻痺していましたよ。
そうやって作られたサラダやら何やら、コンビニ弁当だけでなく、ほぼすべてのお惣菜屋や外食チェーンで使用されているって。
そんなのいちいちそこで作るわけがないでしょ。工場から買ってくるに決まってる。
安くて腐らないので便利だから・・・

なるほど~

だとすれば、どこで何を食べても添加物を食べさせられるんだ。
そのとおりなんですね!
便利で安いから。。。

いちいちだしをとって作った食品はすぐに腐っちゃうからどうしても高価になる。
添加物で作れば変色もせずいつまでも腐らないんだから安く出せる。
日本人はリスクよりも便利さを選ぶから、そういった食品がいつまでも売れる。
消費者が安全な食品しか選ばなくなればメーカーだって商売だから添加物は使わなくなる。
当たり前の論理展開・・・
当たり前だが日本人には受け入れられない。

安い食品を買って、浮いたお金でお菓子を買って、さらに添加物を取りましょうって言ってましたよ(笑)

あまりにあちこちで添加物まみれの食材(しか!)売っていないんですね。
パパだってインスタントラーメンは避けていても、コンビニ弁当や惣菜パンは昼食に食べるしかない。
子供たちだって、習い事が多いから晩飯に外食や惣菜は避けられない。
毎日遅くまで習い事てんこ盛りのうえ、働いてるママだから、毎食作っていたらそれこそ倒れてしまう。

なので、危険を知って上手く減らしながら外食を利用するしかないんですね。今の時代。
悲しいことですが。。。

元々我が家ではお菓子はたまにしかあげていませんし、ジュースもまったくと言っていいほど飲ませていません。
その代わり果物を豊富にあげていますから、健康にはかなり良いと思っています。

そして最近パルシステムを利用し始めましたが、ちょっと高いとはいえ野菜なんか、本来の味がして非常においしいです。
これは食の安全とは別の意味で価値がありますね。
他の何とか組合とか有機野菜なども利用してみようかな?
ちょっと期待してしまいます。
子供の食育にもひじょうによいですよね。


安部さんの講演が余りに面白かったので、DVDを買ってしまいました。
映像で白い粉を混ぜてジュースなどを作っているシーンを見たほうがわかりやすいし、本を読まない人たちでも見てくれるかな?って。
友人たちにも貸してあげるつもりです。

とはいえ、〇の素って便利なんですよね~
チャーハンやアジアンフードには不可欠です。

とりすぎには注意しましょう・・・
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06/25

Tue

2013

以前上映会に見に行きました『いのちの林檎』ですが、一般映画館でロードショーが決まりました!!!
7/13より新宿武蔵野館ほか
となっていて、”ほか”がどこなのか?上映時間は?その他モロモロこのHPではわかりませんが、とにかく上映されます。
http://www.inochinoringo.com/

内容は
化学物質化敏症(CS)になってしまった女性に密着取材したドキュメンタリーです。
CS患者さんの中でもかなり重度の方だと重いますが、もっと重い方だと取材そのものができませんので、表に出ないところでもっときつい患者さんもいらっしゃると思います。

正直猛烈に重くて、見ているのが辛くなります
が、最後の一言でちょっと救われます。

予告編です
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=DX2js1rSj9M

最近評判の『奇跡のリンゴ』の映画で有名になった木村秋則さんのリンゴつながりです。
科学物質過敏症がひどくなり、徐々に空気も食べ物も、水すらも受け入れられなくなってしまい、3日間も水なしで過ごした最後の最後に木村さんのリンゴを食べることができて、何とかいのちをつなぐことができた話。。。

CSという観点で見れば、木村さんの奥様も農薬の化学物質に犯されてしまったわけです。
その奥様の健康を守るために、無農薬に挑戦した木村さん。
ご本人はインタビュー(映画ではありません)でもけろっとしていて、アハハ!あはは!と、とんでもなく辛い話を笑いながら話してくれます。
辛すぎて笑うしかなかったんだなぁ
と、私にはヒシヒシ伝わってきました。
(映画はきっと余分なお涙ちょうだいや、意味のない家族愛なんて語っているんだろうなぁ・・・)

農家の方々が身を守るために雨合羽を着て散布し続けている農薬まみれの野菜を食べて育った我々。
科学物質過敏症が身近になってしまったのも当然だと思います。

自分だけは大丈夫と思わないで。
可能なかぎり化学物質を取り込まないように、少しでも気をつけて生活する。
それだけで、自分だけでなく子供たちの健康が保たれるんです。

そのためには、いのちの林檎
ぜひ見てください。
csの怖さを少しでも知ってください。
小さな声の積み重ねで世界を変えていくしかないんです。



06/20

Thu

2013

シックハウスの大きな原因:ガスコンロの改善 料理のできない方へ・・・

化学物質化敏捷(CS)のお客様からの訴えで、
ガスコンロから猛烈な臭いが出てくることがわかりました。

システムキッチン内部から猛烈に化学物質が出ていることは、CSを勉強している我々には常識です。
ところが、ここのお宅はシステムキッチンのドアはすべてアルミテープで封止した上で、扉そのものの上からポリスチレンボードで厳重に風刺していました。
それでも、料理を始めるとガスコンロからものすごい化学物質が襲ってくる感じがするというのです。
そこでようやく気づきました。

みなさま、知っていますか?システムキッチンのガスコンロには、一番奥のところに排気口が付いているんです。
ガスコンロの使用中にはそこから大量の空気が排気されます。
お客様は『ひょっとして、キッチン内部の空気が少し排気されているんじゃないか?』とのこと。
我々プロには常識だったので見逃していたのですが、
この排気はほぼ100%キッチン内部の汚染された空気なのです・・・

だから、料理中、コンロを使い始めると非常に辛くなるんです。

早速コンロの構造をご説明して、すぐに対策工事に入ることにしました。

とはいえ、ガスホースをはずすには東京ガス関連会社の工事が必要です。
至急手配して、職人さんも非喫煙者を捜し、作業着は水洗いで臭いを飛ばしたものをこちらで準備。
なおかつ朝一番で汗や他の化学物質(建築現場には化学物質があふれているので)の臭いが移っていない時間に工事を開始しました。
協力いただいた関係業者様にはひたすらお礼を言うのみです。

作業当日は、お客様ご本人がキッチンの出入口、開口部にはすべてポリエチレンのシートを貼ってもらい、作業中にキッチン内部から出てくる化学物質が室内に流れ出さないように厳重にふさいでおいてくれました。


さてこれがコンロをはすしたところ

もう、思いっきり合板とパーティクルボードがむき出しです。
私でも化学物質臭がはっきりとわかりますが、新築のキッチンに比べるとかなり臭いは飛んでいました。
それでもCSのお客様には辛くてどうにもならないんです。
中にはお客様が出すこともできず、そのままになっているなべが見えます。

そして、コンロの写真

コンロ内部はこのように穴だらけなんです。
この穴から、キッチン内部の汚染された空気を吸い込んで、上部排気口からブチ撒けていたんです・・・

これではいくらキッチンを封止しても臭うわけです。

そこで、0.2mmのアルミシートで人造大理石のキッチントップを完全にふさぎます。
ガスコンロとからはふた周りほど空間を取り、キッチン前面の室内の空気だけを給気するようにしました。

作業が8割ほど進むと、CSではない私にもはっきりと部屋の空気が軽くなったのを感じます。
患者さんには相当の効果でしょう。


これならキッチン内部の空気は全く漏れてきません・・・

機械で強制吸気しているので、ここまで完璧に封止する必要があるんですね。
アルミシートは0.2mmとそれなりに厚くて丈夫なので簡単に給気圧に負けてつぶれません。
ですが、お客様には万一のことを考え、3口コンロですが全部同時に使わないように、
極力1口だけを使うようにお願いしました。

その後ですが、やはりキッチン中に臭いが付いてしまったため、
3日間程度はキッチンに出入り不能。
さらにご夫婦ともに体調を崩されてしまいました。

しかしその後はガスコンロ使用時の不快感は格段に解消されて、今まで料理するのが大げさでなく命がけだったのが一気に改善されたとうれしいご報告をいただきました。

さらに数日後、今までコンロからの化学物質がひどすぎて気にならなかったキッチン吊り戸棚や食器棚からの化学物質が気になるようになったとのご報告。
これも、ガスコンロからの猛烈な化学物質が出なくなったからわかるようになったそうです。

今後は徐々にそれらの封止のお手伝いをする予定です。

湿度の上がる梅雨時、そして気温の上がる夏場を迎えて、時間の猶予はありません。

06/12

Wed

2013

クールビズと化学物質過敏症

>環境省は11日までに、6月から始まった女性向けのクールビズで、香料が含まれる制汗剤や柔軟剤の使用呼び掛けを中止した。市民団体から「香料などの化学物質で健康被害が引き起こされる可能性がある」と指摘された

今日、こんなニュースに気づきました。
パパが始めて化学物質過敏症のお客様と会い、勉強を始めた数年前ではこんなニュースが出るなど考えも着きませんでした。
そもそも、化学物質過敏症やCSで検索しても、今のようにたくさん出てきませんでしたから。

徐々に浸透してきたのでしょうか?

すでに日本でも患者数は100万人とも言われるこの病気。
もっと知る人が増えないと予備軍が増える一方です。

放射能より怖く、ガンより悲惨と言われるこの病気です。
大事な子供たちをCSにしないためにも、我々親がしっかりと勉強する必要があります。

06/11

Tue

2013

パパはここしばらく夏風邪が治らず苦労しています。

普通の風邪は寝るときに汗をかくと治りが早いと言うので、よく両親に布団を山積みされて『布団蒸し』状態で寝かされましたが、確かに体の形にシミができるほど汗をかくと翌朝には何とか治っているんですね。

これは最近わかったんですが、
体温を上げることで白血球の働きがよくなる
ので自己治癒力が上がるからなんです。
風邪をひくと熱が出る理由がまさにそうで、自己治癒力をアップさせるために発熱するんです。

だから、夏の風邪ではついつい涼しい格好をしてしまうために治りにくいんだと思います。

で、ここしばらくパパは仕事中に辛くなってくると厚着をして暑いのを我慢しながら仕事をしています。
するとだんだん楽になってくるんですね。
白血球たちよ、ありがとう!

なので、寝るときもやや厚着をして朝は汗びっしょりで起床します。
それを一週間繰り返して、ようやく楽になってきました。あと少しで治りそう。

でも、ピコポンに布団を引っ張られて涼しく快適に寝てしまうと翌朝喉が痛いんです。
はっきりしていますね。

もうひとつ、今回の風邪でわかったことは
布団蒸しで寝ると体の芯から汗をかくため
半身浴と同じデトックス効果がありそうだってことです。
毎朝汗びっしょりになると『悪いものを出し切った』感があって体が軽くなります。

おいそれとサウナに行けないCS患者さんにはよい方法かもしれません。
ただし、自分の汗の臭いで洋服や布団が使えなくなってしまう
恐れも大きいですから要注意です。
芯から搾り出した汗って臭いですからね。
CS患者さんの場合はかなりの化学物質が出てくることが予想されますから、布団が使い捨てになってしまうかもしれません。
汗を吸っても布団にしみないように工夫できるとよいんですが、良い方法が未だ思いつきません。。。

ごめんなさい





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