分数を教えた次の日のメールです
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ピコタンが算数のマスターになるとすんごい張り切っていて、
他には何があるの?って聞いてきたから、あとは小数点だねって
さらりと話したんだけど、教えて教えてと目をキラキラさせるので、
さわりだけ教えたんだ。あっさりと理解したよ。
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やっぱりこのころの子供って非常に単純だから、おだててほめるとドンドンやりたがるんですね。
確かに分数に比べると小数のほうがずっと簡単ですから、相当楽しかったんじゃないかな?
元々3桁の足し算までは理解していたので、すぐに少数の足し算も出来たみたい。
子供の能力は無限です
おだてるだけでドンドン伸びちゃうんですからこの時期は楽なんです。
(小学生になってしまうと友達と遊びたくなるので、おだてるだけじゃ勉強はしてくれないそうです)
だから今のうちに、さわりだけでもいろいろ教えて、学校で分数などが始まったときに「知ってる!」って思わせることは重要です。
しかもこの時期だからこそ、嫌がる子供に押し付けなくても、
自分からやりたがるんですね。
「教える」ことよりも、「教えて!」と言わせることが一番大切なんです!!
ちなみに、数学ってのはちゃんと理解できると非常に面白いものです。
パズルや詰め将棋と同じ楽しさ。
そして方程式以上のレベルになると、非常に複雑な式から、超単純な答えが出てきます。
それは、考えに考え抜いた問題だからなんです。
我々素人にはこんなにきれいにまとまる問題を作るのはかなり困難なのです。
ヒント一発できれいに解ける問題を作ること。
補助線一本で簡単に解ける。
自分で問題を作ってみると、その難しさがよくわかります。
問題を解くよりもはるかに難しい。
一発できれいに解ける問題を作る
それは、まちがいなく芸術の域に達しています。
出題が悪いとシンプルな解答にはたどり着けません。
だから私は数学が好きです。
好きなのと成績がいいのとはまた別の話です(笑)
超複雑な計算式が「スパっ」とシンプルに解けたときの快感はなかなかのモンです。
そして「どうやったらこんなにきれいな解答が得られる問題を作れるんだろう?」
そう思います。
その解答は非常に美しい!
これは間違いなく芸術なんです。
『数式の持つ美しさ』
今はまだ無理ですが、いずれはこれを子供たちに教えてあげようと思います
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