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カナダからのメール

放射能を避けるためカナダに避難していた家族が帰ってきました。今はみんなで仲良く暮らしています。

04/26

Sat

2025

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07/16

Tue

2013

8/14(4日目(雨の高知~高松)

朝目を覚ますと、雨がシトシト降っていた。
だが、ラッキーな事にテントを避けるように水が流れて落ちていたので濡れずに済んだ。
人が来る前にとにかくテントを畳もうと働いているとすぐにママ達が起きてきた。
荷物を元通り荷室にしまい込むとすぐに出発である。
(焦っていたので写真を取り忘れたのが残念だ)

すぐ目の前は坂本竜馬像のある桂浜。
『有名だから、混む前に行こう』とママを誘う。
超久々に竜馬様と(パパは4度目の)ご対面。

到着するとママが一言
『え~、これだけ?』   (・o・)

『四国の観光地はどこも大したことないんだ。でも、高知に来たら竜馬像にあいさつするの!』

『こんなところ、誰も見に来ないよ』
ブツブツ言うママ・・・

小雨の降る中、桂浜に下りて歩くと桂浜水族館があった。

雨の桂浜である

子供とママは見たがるが、時間も無いし、料金も結構高い。
なのにどう見ても非常にちっぽけなので、強引に断り、闘犬センターへ。
ここもしょうもない観光地の代表格。私的には全国でも数本の指に入るガッカリ名所なのだ。

闘犬センターのお土産屋で買い物をしながら、
『どうする?つまらないけど入ってみる?』しつこく聞くが
『NO!』

確かにあのガッカリぶりは話のタネにはなるんだが、大人1500円高すぎる!

買い物帰りに駐車場の入り口で、香りにつられて焼きイカを買うが、しょっぱ甘くてここでもガッカリ・・・
『高知の味ってこうなの?』
『いや、違うよ。関西系の薄味だったよ』


さて、高知市街へと向かう。

反対車線の竜馬像へと向かう渋滞の激しいこと・・・
1時間以上はかかりそうな大渋滞。
これにはママもびっくり!emoji
『なんであんなものにこんなに並ぶの~』

『竜馬は有名だから、とにかく高知に来たらみんなここには来るんだよ』
それにしても、途中からママが数えはじめたが、100台を過ぎたところでギブアップ。
こっちルートで200台、反対側でも100台以上は並んでいただろう。。。
パパはいつも自転車なので渋滞知らずだからまだいいが、これだけガンバッテ並んであれだけなんだから、やっぱりズッコケルんだろうな~

高知市街に入ると、『3大がっかり名所』で名高い?”はりまや橋”である。
高地では非常に有名なんだが、何で有名なのか?パパにもいまだわからない(笑)
『どうがっかりなのか見てみたい』とママが言うので、すぐ目の前に路駐して歩いてはりまや橋へ

国道の大きな橋の横に小さな赤い橋が・・・

『えっ?これだけ???』emojiemojiemoji
っとみんなビックリするそうなんだが、パパが初めて来た20年前なんて、
この小さな橋すらなかったんだから!

何だかわからな過ぎてガッカリすることもできなかったよ。

腹が減ったというので近くの地下駐車場に車を止めて昼食の場所を捜すことに。
狙いは再びカツオのタタキだ!

駐車場から上に上がると、昔テントを張った中央公園に出た。

昔の記憶と変わらない。

ひとっ走りして写真をパチリ

<昔野宿をしたのは間違いなくこの東屋の下である>

しばらく歩いて、美味しそうな店構えの『と□市場』
昔食べに入った店と雰囲気が似ていたのだが、中に入るとチト違った。
ちょっと高かったが雰囲気もいいし、何せ高知である。
不味いわけがない。
と、刺身定食とカツオのタタキ、その他を頼んだ。

出てきた刺身はかなり小さかったが、まあ、観光客向けの店っぽいから仕方がない
と、パクリと食べる。

『・・・』
臭い
生臭い!!!!!
なんじゃこりゃあ~~~~~~(怒)

結構高かったのに、何を食っても生臭い。
海辺の町で良くもまぁ、ここまでまずい魚を出すもんだ。。。

□さ市場!!!!!


せっかく高知に来てこのタタキを食べたんじゃ、観光客がかわいそうだ!
それ以上に、高知のタタキは生臭くて美味くないと思われちゃうから、高知にとっても大きなマイナスだよ~

ひょっとしたらお盆で漁に出ていないのでいいカツオが入らないのかもしれませんがね。
それにしても、あまりにひどすぎた・・・

他の料理は闘犬センターのイカ焼きと同じく、しょっぱ甘い・・・
関西系とは大分違う味付け。
『高知の味ってこうなの?』
『いや、違うと思うけど、昔来た時は刺身しか食べてないかも・・・』

せっかくだから美味しいタタキの冷凍パックを家に送ろうと、昔の記憶を頼りに大丸の地下に潜ってみる。
昔知り合った高知の飲み屋の親父が
『明神丸が美味いよ。他のを買っちゃだめだよ』と勧めてくれたのを覚えているのである。
パパは食べていない(実家に送ったのはみんなに食べられてしまった)が、非常に美味かった店の親父が強力にオススメしたほどだから、相当美味いはずだ。
送った人たちもみんな喜んでいたし。
信じて捜す

が、ない・・・
記憶を頼りにグルグル歩いたが、やっぱりない。

「大丸じゃなかったのか?おかしいなぁ」
扱いをやめたか、明神丸そのものがなくなっているのかも?

あきらめることにしてママとピコポンのトイレを待つ。
ふ、と、トイレの横を見ると地下道で隣の建物につながっているではないか。
行ってみると、何となく覚えている景色・・・

あ~!あった!あった!!!emoji
ちゃんと記憶通りの場所で明神水産のタタキを売っていました。emoji
大喜びで買い込んで、ママの実家に義弟の家とわが家と3軒分のタタキを送った。
(ウチは外出が多くて宅配便はほとんど受け取れないのである)

めでたくカツオを送ることに成功し、駐車場に戻る途中で、コンビニの焼き鳥をママが買った。
一口食べるなり
『なにこれ、甘くて味が変!』
っとパパに全部くれた。

『高知の味ってこうなの?』
『う~ん、そうかも・・・』



ガッカリ続きの高知を後にして、北へと向かう。
(ママはもう二度と高知には行かないだろう・・・)
四国の真ん中あたりでキャンプ場を捜そうかと思ったのだが、今夜こそ降るだろうから高松でホテルを取った。
高松国際ホテル
なんと4人で1万円だ。
安い・・・

高知からしばらく下道で大歩危小歩危を通りたかったんだけど、やっぱり時間がなくって高速道路で向かう。
今回は果てしなく移動続きの旅なんだ。
パパ以外は車で寝ているだけだから、どこをどう走っているのかわからんだろうな。
ピコタンはまだ日本地図を知っているからいいとして
ポコタンなんか『ここどこ~?埼玉県??』なんて、とんでもないことを言ったりする(笑)

ビュ~ンと高速道路で高松へ。
四国では有名な『かずら橋』も『四国カルスト』も『龍河洞』もすべてパス。

パパは過去に行ってるからもう十分だし、それこそ『かずら橋』なんて、「がっかり名所」以上の「バカにしてるのか?なんだコノヤロウ名所」だから本当に見る価値なし!
しつこいようだが、四国にはまともな観光地は本当に少ないんです。
どこに行っても大抵がっかり。
でもね
四国の魅力は観光地なんかじゃないんだな!

豊富な自然
これです
そして、コンパクトにまとまっているので、自転車には最高に良いんです!
海にも山にも一日で両方行ける。

そして、なんといっても四国で一番の魅力と言えば





人なんです・・・・


お遍路さんのおかげなんでしょうけれど
人が猛烈に優しいんです。
しかもまったく人見知りをしないんです。
いつどこで、誰に話しかけても驚かれない。
これってすごい!

東北のように旅人に親切なのとは違う
北海道みたいに旅人慣れしているのとも違う
特別扱いされていない感がいいんです。
なのにとことんやさしいのです。
こんなの、四国以外じゃありえません。

貧乏旅行者には最高に居心地の良いところ
それが四国なんです!


てなわけで、高松に戻って・・・
ホテルに着いて風呂に入り、近くの美味しい店を聞く。
受付のお姉さんが、「大して美味しくないけど」と言いながら、
『大狸(おおだぬき)』という店を紹介してくれました。
かなりの距離を逆方向に歩いたりというアクシデント(パパが悪かった!ごめんなさい)のおかげでずいぶん歩きましたが、どうにか到着。

『と○市場』のこともあったので、こわごわ少しづつ頼んでみたが、美味いこと旨いこと!
ドンドン追加を頼むが、何を食べても本当に美味いのだ!emojiemoji
これぞ関西系の薄味!

パパもママも大喜びで食べていたたんだけど、気づけば子供たちが限界。
あっちの世界とこっちの世界を舟をこぎながら行ったりきたりし始めた。

このまま子供を寝かせて、こころゆくまで食べようか?
と決議しかけたんだけど、寝ちゃった二人をホテルまで連れて行くのもあまりに重い。
仕方がないのでここで一旦切り上げて、ホテルに帰って子供を寝かしつけ、その後もう一度食べにくることにして一旦退却。

の予定だったんだが、ホテルに着いたら目覚めてしまった子供がなかなか寝付かない。
そのうち店に行くのが面倒になっちゃって、あきらめて寝てしまった。。。

がっかり続きの一日の一番最後になってようやく良い思いが出来たよ(笑)
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07/09

Tue

2013

お盆休みは四国で野宿 3

8/13(3日目 室戸岬でシュノーケリング~高知)

先に目が覚めたのでパパ一人で道の駅を探検。
南欧風?とローマ建築風の異様なくらい立派な温泉つき道の駅である。
しかし早朝なので温泉は営業していないし、足湯にもお湯がない。
残念!

それにしても、宍喰町ってどこかで聞いたことがあるな?
と思っていたら、ジャンボ尾崎さんの出身地だった。
宍喰町出身者の元プロ野球阪急の上田監督と一緒に写真が飾ってあったよ。

昨夜は風呂に入らず汗をかきながら仮眠していたので、温泉が営業を始めるまで待って入ろうかろママに相談したが、思いっきり却下。emoji
仕方なく室戸岬へと向かう。


たったの30分とはいえ、夕べママが距離を稼いでくれたおかげであっけなく室戸岬に到着。

とちゅうで野生のサルがお出迎え


岬の反対側も見ておこうと回り込んで進むと、高知側はびっくりするほど街が開けている。
かなり大きな漁港と堤防の切れるあたりにまたまた道の駅を発見。

そろそろUターンして室戸岬に戻りたかったのでちょうど良い。

立ち寄った『道の駅とろむ』では海の幸をいっぱい売っていた。
突き当りには室戸ドルフィンセンターと小さく書いた堤防と掘立て小屋が・・・

イルカに触れて、一緒に泳げると聞いていたのでHPを見て創造を膨らませていたんだけれど、単に港の隅っこを網で囲ってイルカを飼っているだけだった。

他には本当に何もない。
子供たちをイルカと泳がせようかと考えていたんだけど、これを見たママは一発で却下!
確かにこれじゃ、やる気は失せるよなぁ・・・


で、売店を見学していると、1000円で採りたて、焼きたてのカツオのタタキを食べられるとのこと。
確かに目の前でかつおをワラで焼いている。

これを食べない手はない。。。emoji

ママのOKも取れたので、喜んで注文。
塩を振った上でタタキのタレもつけてくれた。
この、ちょっとすっぱいタレが本当に美味い。
(後で調べたら、ゆず醤油らしい)


東京では生姜醤油がメインだけど、そんなの邪道。
イキが悪くて臭いので、臭みを消すために生姜でごまかしているだけだ。
だから本当に美味しい刺身の場合はしょうがは禁物。
臭いといっしょに繊細な味がすべて消えてしまうのである。
だからパパは必ず美味しい刺身・寿司では薬味や生姜はかならず除けて食べています。


ところで
ママは嗅覚が鋭すぎて、少しでも臭い刺身は絶対に食べられない。
なので先にパパが味見。
後味が少しでも臭いようならママは棄権である。

が、こいつは美味い!
美味すぎる!!!emojiemoji

いつもはそれでも『生姜醤油が好き』というママにも、今日だけは強引にタレ+にんにくで食べさせた。

ママに勧めると、『臭くないかつおって初めて!』
と、ママも感動してガツガツ食べる。
しかも、関東と違ってこっちのたたきはけっこう焦げている。
その苦味がまた美味しいのだ。
この焼き方は関東でもまねして欲しいものであるな。

地元土佐では塩だけで食べるようなので、タレと塩とどちらも試すが、パパは微妙にタレのほうが好きかな?
塩で食べるほうが本格派なのはわかるんだけれどもね。。。


お代わりしようかって本気で悩むくらい美味かった。
ご馳走様でした。。。


タタキを焼いていた漁師さん?に聞くと今日は風が強いのでシュノーケリングは無理だといわれ、がっかり
とはいえ、せっかくなので一応室戸岬よりもさらに戻って、ダメモトでチャレンジしようと、さっき来た道を戻る。

室戸岬まで戻ると、陸援隊の中岡慎太郎の銅像が『よう来たな!』と迎えてくれる。

ずっと上を見上げると室戸岬の灯台。
15年前にあの近くのユースホステルに泊まったんだ
良くあんなところまで自転車で登ったもんだよ・・・

目の前は灌頂が浜(かんちょうがはま)という海岸である。

行ってみなけりゃわからない。
ひょっとしたらシュノーケリングが出来るかもしれないもんね。


で、岬まで行ってみると、岩に囲まれていて外の荒波がシャットアウトされているので、結構泳いでいる人もいるではないか。

パパは短パンをまくって海に入り潮の具合を見に行く。

ママは近くのお兄ちゃんたちに聞き込みに回る。

どうやら流れも弱いし、十分にシュノーケリングが出来そうだ。
しかも期待のクマノミもいるらしい。
残念なのは、足元が砂浜でなく砂利なので、裸足だとめちゃくちゃ痛い。
特に海から上がって歩くのが辛いツライ!
が、サンダルがないので我慢するしかない。
今度はちゃんとシューズを買っておこう。


急いで車に道具を取りに戻り、早速メガネをつけて初のシュノーケリング!
まずは浅いところで練習。
メガネをつけて下を覗くと

いるいる!
黄色と黒のシマシマのきれいな熱帯魚みたいなやつらが群れになって泳いでいる!
すっげぇ!
ちょ~~~~~感動!!!!!

(防水携帯にて撮影)

そのままちょっと泳いでみる。
メガネの中の空気の浮力が妙に効いていて、安心感のある浮き方である。
ちょっと不安だったシュノーケルからは安定して空気が入ってくるので、落ち着いて泳げる。

こりゃあ、気持ちが良い!!!!

パパは喜んで泳ぎまくり、気づいたらママが一人でピコポンの相手をしていて申し訳なかった。
でもね
ちょっと泳いで探検しただけで、色々な魚が見られるのだよ!
しかも、飛んでいるようなこの浮遊感がタマラナイ。。。
癖になるね、これはさ~

ピコタンはちょっと怖がりながらも何とか浅瀬でシュノーケリングができた。

でも、ポコタンのシュノーケルは大きすぎて口に合わず全く使えない。
なのでほとんど海に入れないポコタン・・・
←かわいそうなポコタン・・・emoji
ポコタン、本当に申し訳ない。
それでも魚が見えたって言っていたけど、本当に見えたのかな??
←それでも楽しそうなポコタンである。
ホント、ごめんね。
でも、パパは楽しくって仕方がないんだ、ごめんよ~

本当ならばあまりシュノーケリングが出来ないピコポンの相手をするべきなんだけど、ついつい一人ではまってしまうパパ。
実は大人用はワンセットしか買っていないので、パパとママは代わりばんこにしかシュノーケリングが出来ない。
でも、ママが我慢できずにピコタンのジュニア用のマスク使って泳いできた。

あんまりきつそうだったのでパパの大人用と交換して二人でシュノーケリングを楽しむ。
あまりのきれいさに防水携帯を持ち込んで水中撮影だ。
海水なのでちょっと不安もあるが、プールでは何度も使っているので大丈夫だろう。
手始めに目の前の小さな魚を撮った後、目の前にウニを発見したので撮ってみた。
そしたらママが泳いできたのでママを撮ろうと構えたら急に携帯の電源が落ちた。

「あ、やばい!」
と思ったが、足の届くところまではかなり泳がないといけない。
しかも携帯を持った手で水をかくのだから、防水とはいえかな~りやばい

やっと上陸してふたを開けると完全に水没・・
サヨナラ~(ToT)


パパとママだけ楽しんでいて、ピコポンがだまって待っているわけがないと心配だったが、意外とおとなしく二人で遊んでくれている。
『申し訳ないけど、パパとママはシュノーケリングがしたいのだ~』
っと心の中でわびながら泳ぎ続ける。

岸に上がると、ピコポンと薄い石を探して水切りで遊ぶ。
ここは珊瑚のかけらが多く、軽いので良く跳ねてくれて面白い。

ピコタンは何年も前からチャレンジしていたが、ようやく成功!
ポコタンにも薄い珊瑚を捜してあげると何とか成功して大喜びだった。
でもすぐに忘れて高く山なりに投げちゃうんだよね。
低く投げろって何度も教えているのにさ・・・

一通り楽しんで、そろそろ帰ろうかな?っと思ったが、やっぱりクマノミを見てみたい。
なので、岩の内側の色々なところまで足を伸ばして泳いでゆく。
パパは往生際が悪いのだ・・・

水深が3mを越えて立てない深さの場所ではさすがに緊張はするかとおもったが、ママに教えてもらった平泳ぎには自信があるせいか、意外と平気だった。
逆に言うと、平泳ぎしか上手くない。
なので、足ひれをつけてすらバタ足ではほとんど前に進まない(泣)
練習しなきゃな~

結局クマノミは見つからず、引き潮も強くなってきたのでそろそろ帰ろうか?
となったところで、最後の探検に行かせてもらった。
波に流されてだいぶ横のほうに行ってしまったら、浅瀬の奥にまたまた岩場があって、結構水深もある、偶然良い岩場が見つかったようだ。
泳いでいくとナポレオンフィッシュみたいな青くて大きな魚がいた。その後ろにもっと大きな黒い魚やら、いっぱいいるではないか。
急いでママを呼んできて、二人で魚を見るが、この位置からではピコポンから死角になるのでちょっと心配。

しかし、あまりの楽しさにやめられず、ママと二人で何度も何度も泳ぎまくってしまった。
ピコポン、『本当にごめんね』
←それなりに楽しんでいた二人であった。

十分に堪能した後、駐車場まで戻るがここの海岸にはシャワーがない。
特に肌の弱いポコタンのために、急いで風呂を捜しに高知方面へと出発する。

ちょっと行けば道の駅でもあるだろうと簡単に考えていたんだけど、宍喰町の様な道の駅は全くなく、ついに奈半利まで到着してしまった。
ここから山に上がって北川温泉のすぐ近くにキャンプ場がある。予約はしていないがそこを目指して山道へ。

すぐに、とってもきれいな新道が現れる。北川奈半利道路である。

非常に走りやすいのはいいのだが、いったい年間何台の車が利用するのだろうか?
どう考えても税金の無駄遣いでしかない。
旧道だってちゃんとあるのだ。
あと20分くらいくねくね遠回りしたって、建設費を年金に回してもらったほうが良い。

日本には本当に無駄な新道が多すぎる。
数個のカーブをバイパスするだけのために橋をかけたりトンネルを掘ったり。
どう考えても億の金がかかるでしょう。

その昔『減らせる計画道路なんてひとつもない。すべて必要だ』と言い切った自民党の御大さん!
こんな道路が本当に必要だと思いますか???

自分たちの票を稼ぐために我々の貴重な税金を無駄遣いし、借金の山にしておいて消費税を上げるなんて、やはり納得できませんね。
この北川奈半利道路だけでも100億円以上はかかっているでしょう。
で、その効果は、15~20分ほどの時間短縮でしかない。
しかも使うのは旅館が一軒しかない北川温泉に泊まる客くらいなもんです。
こんな阿呆な話はありません。。。。

パパは日本中を自転車で走り、クライミングに行くために関東近辺の山道を車で走り回っています。
日本中に、ほんの数分近道するための橋やトンネルがわんさかあります。
その建設費のために多額の国債を抱え、更にメンテや補修のために多額の税金を投入する。
バカな話です・・・

などと話がそれておるうちに北側温泉に到着。
対岸に”あった”小島キャンプ場は昨年の豪雨で流されてきた岩につぶされて営業をやめてしまったそうだ。
そういや、四国のキャンプ場で閉鎖されているところが多かった。豪雨のせいだったのか!

予報によると今夜から雨が降りそうなのでここで宿泊できるかと聞くが満室とのこと。
これで今夜もジプシー決定である。
とにかく温泉に入り、2日間の汗と、海の塩を流す。

ところがこの温泉
パパの直前に入った親子が、湯船でバシャバシャ泳ぐ。大声で騒ぐ。
意味もなくカランを占領して遊びまくっているので、パパとポコタンは洗いたくても洗えない。
わざと聞こえるように、『他の人が使っているから待っててね』と言っているのに全く気づかず遊び続けるバカ親子。
あまりにめちゃくちゃで、パパはぶち切れ寸前。
かろうじて我慢していたところに、親がシャワーを振り回してこっちにお湯が飛んできたもんだから、さすがにパパも切れたemoji

桶にお湯を入れて思いっきりヤツに向けてバシャっとかけてやったemoji

つもりだったが、あまりに腹が立っていたので手元がくるって、ほとんどがポコタンに命中してしまった。
ごめんよポコタン・・・
当の本人たちはシャワーを振り回して遊んでいるもんだから全く気づかない。

ようやくバカ親子たちが出て行って静かになった風呂でゆっくりお湯につかり(といっても日焼けが痛くて超苦痛だった)脱衣室にいくと、まだバカ親子たちが遊んでいて、パパたちのロッカーの前を占領しているので着替えることが出来ない。
ここでも聞こえるように大声で『遊んでいるやつがいるから着替えできないね』と言ったがまるで無視。
あまりにバカ騒ぎしているので聞こえないんだろう。
本当に不快だったよ。
ポコタンがいなかったら完全に切れて怒鳴っていたところだ。

この子たちは、他人の迷惑を考えないセルフィッシュなバカ親に育っていくんだよ。
このバカ親の背中を見て育つからな。
だから、そのまた子たちも常識の無い子に育つんだよ。
こうして孫子の代まで、生まれる前から人生が終わっているんだな・・・
たった一人のバカ親の影響ってものすごいんだ。。。


風呂を上がると奈半利へと戻り、そのまま北上して高知方面へ向かう。
安芸市のあたりから街が大きくなったので安芸市・南国市で安いホテルを捜す。
こんなときはノートパソコンがあるので便利である。
しかし、高知市も含めてホテルは全く空いていない。
『お盆の最中で天気が悪いんだから仕方がないか・・・』
といいつつ何軒か飛び込みで当たってみたが、やっぱり砕けた。

高知の手前から海沿いを走り、海岸線のキャンプ場に行ってみる。
が、廻りに防ぐものが何もないこのシチュエーションでは暴風雨が予想される。
寝ているうちにテントごと流されそうだ・・・・

仕方がないので浦戸大橋を渡り桂浜へ渡る。坂本竜馬像で有名な場所である。
橋の下で泊れるかな?と思っていたのだが、非常に高度のある橋なので無理そうだ。
(橋が高すぎると屋根代わりにならない)

そこから地図で公園を捜してあちこちさまようが、なかなかいい場所がない。
ようやく屋内の駐車場を見つけたのだが、ムンムン暑くてとても寝られない。
夜じゅうエンジンをかけていたら警備員に見つかりそうだ。

さらにウロウロし続けたが2時になってあきらめ。
最後のチャンスで浦戸大橋の橋の下に戻ってみた。
もう完全にダメ元である。

が、ベストポイント発見! \(^o^)/
橋のすぐ下なので、これなら多少荒れても濡れないで済みそうだ。
(横がゴミ捨て場なのが気にはなるが)
荷室の荷物を全てルーフキャリアにあげ、車の陰にテントを張ってママたちを押し込み、パパは蚊に刺されながら窓を開けて寝るつもり。

が、『暑くて眠れない』とママからクレーム!
『車はもっと暑いよ』
というと、『エアコンをかけるからいい』
近くに家があるのに、何たる暴挙!
だが、パパには寝ぼけたママを制止することはできなかった・・・

バウ~バウ~とエンジン音をたてながら涼しく寝る3人。
パパは買っておいたチューハイを一人で飲みながら少しの間読書をしてから一人テントへ。
風がないので中は蒸し暑いが、まあ慣れているので大丈夫だろう。
このまま荒れずに朝までもってくれればいいのだが

明日がゴミ出しの日ではないことを祈ろう・・・

07/09

Tue

2013

8/12(二日目 静岡~宍喰町)

予想通り、あまりの暑さとまぶしさに二時間弱で太陽にタタキ起こされた。。。

元気復活!っと無理やり自分に言い聞かせ、相変わらず爆睡を続ける家族を乗せて渋滞の中をトロトロ走る。
ここを過ぎればもう渋滞情報は出ていない。がんばろう!
(ずっと先の渋滞情報が表示されないのが気になるんだけどね)

ようやく渋滞を過ぎて次のPAで交通情報を見ると、名古屋の手前で何箇所も渋滞が始まっているではないか!
案の定である・・・
『もっと先まで渋滞情報を出してくれぇ!』emoji
と一人叫びながらトロトロ走る。


07/09

Tue

2013

お盆休みは四国で野宿 1

遊び倒した5日間
with 阿波踊り (やっとせ~♪)



今年(2012)のお盆休みは8/11~8/16と、例年よりも少し長い。
どこに行こうかと悩んでいる時に、地元のお祭り準備の提灯を見て、パパはふと思った。

『久々に生の阿波踊りがみたい!』

子供が生まれて以来旅館を取らないと旅行も難しかったが、今のピコポン達ならもうキャンプで十分。
しかも、この春買ったワゴン車ならば狭いけれと車中泊も可能だ。
ピコポンが小さい今のうちがチャンスといえばチャンス!


本当にいけるの?車で??
『阿波踊りなんてどうでもいいんだけどなぁ』emojiとぶつくさ言っていたママであった。

が、ある夜帰ると、突然シュノーケリング道具を見せびらかしながら言う。
『室戸岬ではシュノーケリングができるの!!』emoji
どうでも良いと言いながら、結構乗り気じゃないか・・・


パパは長距離自転車ツーリングをやっていたせいか、眠くさえならなければいつまででも運転を続けられる。
昔は何度も大阪まで、片道24時間かけて下道で行き来したものである。
(貧乏は昔っからなのだ・・・)emoji

お盆なのでどこまで混むかわからんが、まあ何とかなるだろう。
勝負は夜のうちにどこまで距離を稼げるか?だ
できれば仮眠する前に名古屋を過ぎていたいものだ。
根性あるのみ!emoji


だったはずなんだが・・・


8/11はママの仕事が入ってしまい、いきなり休みが一日消滅。。。emoji


仕方がないので、ママが仕事をしている間に旅の準備をして夜10時には出発するつもりで動いていたんだけれど
お昼過ぎにはパパが風邪でダウン。emoji
おかげで夕方まで爆睡emojiしていたため何の準備もできなかった。

帰宅したママに事情を説明。
どうせ運転もきつそうだし、四国はあきらめて別の場所に行こうと言うと
ママが一言

『ピコタンが近所中に徳島に行くって言いふらしてたよ』

「え~?今からじゃ無理だってば」emoji
「でも、すっごく楽しみにしてるよ」
ってことで、あっさり四国行きが義務付けられた・・・
ママは乗り気じゃなかったのでは???  (ToT)


ならば!
っと、慌ててキャンプ道具一式を積み込み夜中の2時にようやく出発。emoji
この4時間の遅れと、風邪による体調不良(大分良くなってはいたが)の影響がどう出るかである。。。


東名高速に入ってようやく先の交通情報が出た。
東名と新東名が合流する三ケ日を先頭に1時間程度の渋滞がある。
なんとかそこまでは行こうとたった一人で睡魔と格闘しながら、明るくなった頃にようやくたどり着いた渋滞のお尻で浜名湖SAに入って力尽きて車中泊。
一応日陰に駐車するがすぐに日当たり良好になってしまいそう。
だが、もっと良さそうな木陰を捜す気力もなく、すぐに旅立ってしまったパパであった。emoji

06/25

Tue

2013

翌朝、パパとデカンが起きたときには子供たちはとっくにテントにいなかった。。。

砂浜で遊んだ後、木にぶら下がるロープがあるのに気づき、みんなで遊びまくる。
結構危険なんだけど、子供って怖くないんだ。すごいね。

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