我が家で英語教育を始めた一番の理由は、ママが
英語を使う仕事をしていたからです。
そこは外資系のIT会社。
「頭脳明晰」「国際感覚抜群」で「最先端技術を駆使して仕事」をし、バリバリ給料をもらって「英語なんか話せて当然」
という『超優秀な仲間』に”囲まれて”いました。(超優秀なのはママではなく廻りの人です)
「いずれ英語が話せて当然の時代になる」のではなく、ママにはすでにそれが当然だったんです。
一方パパは
英語が苦手ないわゆる日本の理数系。住宅の設計をやっていますが、建築業界はローテックの代表みたいな業界で、最先端とは程遠い・・・
いわゆる「3K」(きつい・汚い・危険)業界で、そのうえ「休暇が取れない」「給料が安い」なんてのも追加されたりします。
仕事柄、海外取引なんぞある訳もなく、英語なんか全く必要としない日々を送っています。
なので「英語ができた方がいいのは当然だけど、必要以上に英語に時間を費やすならば物理数学に時間をかけるべき」
という考えでした(数学がすべての基本なのは今でも変わらんですが・・・)
いろいろ夫婦論議をかましました。ケンカもしました。
曰く「赤ちゃんに無理やり勉強を教えるのは可哀そう!!」
「日本人なんだから、当然日本語が先でしょ」
「日本語を始めたら英語なんかすぐに忘れちゃうから意味ないぞ」
「どうせやるなら算数を教えろよ」
などなど
世間一般の
早期教育反対論者が言うことのすべてをママにぶっつけました
そして、すべて論破されました。。。
今思えば
な~んにもわかってなかった。しみじみそう思います。
対するママは、そのころすでに
育児本を150冊以上も読みこなし、育児理論をフル装備。
偏見まみれのパパの屁理屈を、片っぱしから説得し、なだめすかし、私に半強制的に育児本を読ませながら洗脳してくれました。
おかげさまで頭がコチコチに硬かったパパでも、早期教育+育児理論をそれなりに理解することができました。
(今では私の方がはるかに読んでいます)
パパのモットーは『学ぶことは楽しいと子供に教えてあげる』ですから(これはいまだにブレない)ここは死守。
てなわけで、『嫌がる子供に無理やり教えることは絶対にしない』事を条件に、我が家で英語教育にチャレンジすることにしたのでした。
目標は低く設定。
『英語が話せるようにならなくても、「あ、知ってる」って
苦手意識を持たずに中学生になれればよい』
そこでした。
無理やり教えすぎて英語嫌いにさせないよう、期待しすぎてがっかりしないよう・・・
「やらないよりはやってよかった」
と常に言える様に常に初心に戻ることが出来るように、設定しました。
学校の成績とか、英検などの資格とか。
そんなのもあせって目標にはしない。
そこが一番大事なところ。
とにかく無理をさせて勉強嫌いにさせてしまったら、やったことがすべて逆効果になってしまいますから、その点は十分すぎるほど注意をしています。
なにしろ、受験のためならネイティブレベルの英語は必要ないですから。。。
とはいえ、英語の本を読み、英語で映画を見て理解できるレベルまで上がることが出来れば放っておいても英語力はかなり維持できる。
なので、これが理想の目標でした。
ピコタンについては目標達成!
ポコタンについてはいまだ微妙です・・・
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