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カナダからのメール

放射能を避けるためカナダに避難していた家族が帰ってきました。今はみんなで仲良く暮らしています。

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06/25

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2013

GWは富山でキャンプ 1

2013年のGWは富山でキャンプ!
一般にはマイナーな富山。
消去法で選びました(笑)。

東北は放射能と地震が怖い。
東海地方も長野近辺も地震が怖い。
しかも内陸はこの時期キャンプには寒い。
では日本海側・・・

『新潟県はスキーで行ったばかりだから、子供のためにも他の県に行きたい』
とのママの言葉。
去年から日本地図を勉強しているピコポンですから、実体験が伴ったほうがよいのは当然なのです。

『う~ん、新潟の隣なら富山だけど』
『美味しいものある?』
『富山湾の魚は美味いよ』
『じゃあ決まり!』

ママの価値観は子供と食欲だけなんです・・・

じつはパパは富山には何度も来ています。
というのも、大学時代の自転車サークルの同級生がいるからです。
自転車でも2回来ているし・・・
だから魚が美味いことはよく知っているのです。


キャンプ場はネットで捜す。(便利になったなぁ)
最近ピコポンはテニスを始めたので、テニスコートのあるキャンプ場を第1希望。
他にアスレチックがあったり、さまざまなキャンプ場がある。
予約不要の無料キャンプ場で家族連れでも十分清潔そうなキャンプ場も結構ある。

いつも動きっぱなしでキャンプ場につくのは暗くなってからで、子供たちはバーベキューもそこそこに寝てしまう。
なので今回は予定をテンコ盛りにしないで、キャンプ場でのんびりするのが目的だ。
キャンプ場の移動もしないつもり。
たき火やバーベキュー・燻製だって楽しみだぜいっ!


ところが・・・
夫婦そろって出発前日に爆睡してしまった。 
朝から慌てて道具をまとめ、食事もせずに慌てて出発する。
時々キャンプに行っているので道具がまとめてあり、支度が早くて助かる
はずだったんだけど・・・

家を出てすぐに、子供とママの防寒が非力なことに気づいて引き返す。
GWの時期はかなり冷え込むので、パパだってトレーナーまで持っていているのだ。
散々言ったのに、ママたちは半そでのみ・・・
(ポコタンだけは自分で勝手に防寒をザックに入れたって。彼は意外としっかりしているのである)


再出発後、高速の入り口に向かう途中で燻製の道具を忘れてきたことに気付いたが、そのために戻るにはちと時間がもったいない。
燻製はあきらめだなぁ。。。 (ToT)


去年のお盆ほどではないが、GWの渋滞の中をトロトロと富山に向かう。
パパにとっては15年ぶりくらいの富山である。
覚悟していた長岡から先の北陸道の対面交通は、とっくに上下道が整備されて快適になっていた。

富山郊外の浜黒崎キャンプ場に到着したのは5時過ぎ。
期待のテニスコートは草ぼうぼうだった。
しかし到着が遅くなってしまったので満員で泊まれない・・・
なにせGWなんだから。

移動しながらあちこちに電話してキャンプ場を捜すがどこもいっぱい。
一発勝負で雨晴海岸の無料キャンプ場に行く。
パパ的には一番期待していたんだが、なにしろ無料なのでテントを張るスペースが残っているかどうか?

到着してみると奥のほうにはスペースが十分あった。
トイレも水洗できれいだし、水場もきれい。
これで無料なのだから言うことなしのキャンプ場である。

こんな感じ


水場は十分


至れり尽くせりのオートキャンプ場ではないので手で荷物を運ぶ。
タダなんだからこのくらいは当然だ!
荷物を降ろし始めて大変なことに気づいた。

『バーベキューセットがない!』 

物置からは確実に出した。
急ぎすぎて積むのを忘れたのだ。
今頃は物置の前で夜露にぬれながら、パパの帰りを待っているよ・・・
バーベキュー用の鶏肉など、たっくさん買い込んでしまった。
どうしよう・・・

しかも、焚き火用に捨てないでキープしておいた木っ端もすべて置いてきてしまった・・・


悩んでも仕方がないのでいつもどおり暗闇の中でヘッデン(ヘッドライト→ヘッ電)を頼りにテントを張る。
いつもと違うのは、荷物運び→タープの設営に、ピコタンが十分な戦力に育っていることであった。
ついこの間まで邪魔ばっかりしていたのにさ。
親としては嬉しいやらさびしいやら・・・

テントを張り終わるとやっぱり十分遅い時間になってしまった。

大学時代の自転車仲間で富山在住の『デカン』に電話すると、家族を連れて名古屋に行っているそうだ。
ま、GWだから当然だ。
が、明日帰ってくるらしいので、明後日にでも時間が取れれば会おうか?ということになった。

さて、食事とお風呂を捜して高岡市内まで戻るが、すでにどこも閉まっている。
ぐるぐる回って、結局吉野屋しか開いていなかった。
わざわざ富山まで来て吉野である。
なんてこった。。。

遅くなりすぎたので、風呂には入らずテントに戻る。

テントに戻るととにかく寒い。
トレーナーを着たって外になんていられない。
どうやらこちらは東京よりも1カ月ほど気候が寒いそうだ。
言われてみれば確かに桜が満開だったよ。

持ってきたありったけの服を出したが、全然足りない。
ポコタンが自分で積んだはずの防寒も、パパの通勤用のザックに入れたそうで車に積んでいなかった。
そのうえ、社内の荷物整理で、常備していた毛布も出してしまって本当に何もない。
仕方がないので、パパのシュラフもみんなに貸して、パパは足をザックに入れてシュラフカバーだけで寝ることにした。
(大丈夫かなぁ)

ママも子供たちも疲れていたのですぐに寝てしまい、パパもかろうじて缶チューハイを一本飲んだだけで寝てしまった。

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