笑っていいとも、ついに終了

ついに、日本の昼の代名詞であった『笑っていいとも』が終了するようです。
思い起こせば、パパが中学生のころ、日本中に巻き起こったマンザイブームで始まった『笑ってる場合ですよ』という番組の後番組で始まった記憶があります。
それ以来、小堺一機氏の『いただきます』とともに、よく見させていただきました。

もう２０年以上も見ていませんが、やっぱり終わってしまうのはちとさびしい気もします。
見ていないけど、やっていると安心するのは『サザエさん』や『こち亀』と同じでしょうね。

タモリ氏がすごいなと思うのは、テレフォンショッキングでのゲストの会話を「すっ」と流そうとして次の話題に切り替えようとしたときに会場に大爆笑が沸き起こった瞬間に、ぱっと話題を戻して会場とともに盛り上がったのを見たときですね。

ビッグといわれる人たちと比べても、一人で騒ぐわけでもなく、毒舌をぶつわけでもなく（二人とも天才だとは思いますが）自分を前に前に出さずにさりげなく盛り上げるのがうまいんですね。
だから司会がぴったりあっているんだと思います。
ゲストのよさを最大限に引き出しながら笑いを取るというのが、タモリ氏のすごいところだと思っています。

赤塚不二夫氏の弔文でもそうでした。
『さりげなくすごい』
タモリ氏の天才なところです・・・


そして、音楽
トランペットをやっていただけあるのでしょうが、「タモリの音楽は世界だ！」を数回だけ見たことがありますが、演奏しているプレイヤーが日本を代表する超一流ミュージシャンばかり！
青木智仁さん、斉藤ノブさん、村上ポンタさん等々
そのメンバーで「スーパーイントロ、ドン」なんてやっていたんですから目ん玉が飛び出ました！！！
これも、タモリさんの人徳でしょうね。

後に続く人たちが出てこないのが心配ですが、我が家ではテレビを見なくなってしまったので同でもいい話でもあります・・・