しばらく前に、シックハウス症候群のお客様の家をリフォームしました。
お客様が捜してきた京都のコンサルタントの先生にアドバイスをもらいながらです。
まず、壁を全部はがして石膏ボードを貼りなおし
アルミシートを完璧に貼って建物から出る化学物質を完全にシャットアウトした上で、二重に石膏ボードを貼って、クロスの変わりに特殊な漆喰を塗って仕上げます。
その漆喰は先生のところで研究して作った特殊な無臭の漆喰です。
それでも、においが消えて住めるまで、1年近くかかります。
場合によってはそれでも住めない場合もあるそうです。
先生の話では、だいたい90%くらいは住めるようになるとのこと。
実際に現場に立ち会ってみると、ここまで完璧にアルミシートで囲い込んで、扉や棚などは封止塗料で塗りこめる、完璧ともいえる工事ですから、これでだめならなにをやってもこの土地には住めないってことだろうなって思います。
シックハウス、化学物質過敏症(CS)についてはまた今度取り上げようと思っています。
明日も仕事で早起きなので、今日は寝ます。
一棟全部やったら600万円以上かかりますが、完璧にやらないと「リフォームはしたけど住めない」
なんて悲惨なことになってしまいます。
興味のある方はこのブログを通じてご連絡ください。
私はまだまだ未熟ですが、京都のコンサルの先生をご紹介します。
子の先生ご自身がCS患者さんですが、さまざまな研究を重ねて、本もたくさん出しています。
その本を読むだけでもずいぶんタメになります。
CS患者さんだけでなく、健常者の方も予防をかねて読んでいただきたいものです
その上で、リフォーム工事は承るつもりです。
施工中の写真などは後日アップします。
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